2005年8月28日(日) 大日岳縦走 (霧後晴れ最後時々小雨)

以前から計画していたことを8月最後の休日にやってみた。
それは称名滝から出発し弥陀ヶ原〜大日岳一周すべて歩いて廻ってくることだ。
今までも室堂から弘法までバスを使って大日側から一周したことは何度かあった。
しかしこの方のHPの2005年7月18日の記録を見ていて是非やってみたくなった。
勿論僕なんかとは比べ物にならいほど健脚の若者だ。
一つ違う点と言えば僕は今回反時計周りで廻ってきたと言うとことだ。
しかし、結論を言うとこんな「ことは真似をするもんじゃない」ということだ。
途中から右ひざが故障して奥大日岳に着いたときは引き返そうかと考えたほどだ。
でも、ここまで来たのに引き返すのもしんどいし、いざとなったら大日小屋で泊まろうかとも考えた。
とにかく右足をかばうようにびっこを引いて大日小屋まで頑張った。
しかし大日小屋で休憩をして右足をマッサージをしながら
「よし、大日平山荘まで頑張ろう。どうしてもダメなら泊まるしかない」
と考え直してまた出発。
このペースだとゲートの時間も心配だったし霧がかかってきてヘッドライトを持ってこなかった事などが心配になってきて足の痛みも少しは薄れた。
大日平山荘に着くと
「もう一息だ。家族も心配していることだろうから気合で行こう」
と自分を奮い立たせ気力で下った。
前半は青空の下山々を満喫できて来てよかったという思いで一杯だった。
後半は右膝の痛みで地獄のような山行だった。
足のトラブルさえなかったらきっと快適な山行となったことだろう。
しかしもう二度と今回のような無茶な計画は立てまいと思った。

 4:55 出発
 6:08 称名滝駐車場
 6:24 八郎坂登山口(1040m)
 7:28 弘法(1580m)
 8:30 弥陀ヶ原
 9:58 天狗平
10:39 地獄谷
10:52 雷鳥沢
11:17 室堂乗越
12:41 奥大日岳(2606m)
14:12 中大日岳(2500m)
14:30 大日小屋
16:20 大日平
17:51 大日岳登山口
18:05 駐車場
19:28 帰宅

コース図は立山30さんのこのサイトを参照


5:56 称名道路ゲート(6:00ジャストに開いた)


6:24 さて気合を入れて行きますか


6:34 これが称名滝最初で最後の写真となる(この後霧で視界無し)


7:19 この坂を昨日立山マラニックの選手の方々が駆け上がった


7:54 弘法から弥陀ヶ原への木道ではズボンがびしょびしょになった


7:54 笹の葉にたまった雨露がズボンを濡らす


8:04 これ以上ズボンが濡れるとシューズの中まで濡れてしまうので
アルペンルートを歩くことにした


8:15 弥陀ヶ原入り口到着、ここからは木道を行くとこにした
一ノ谷から行く予定だったが濡れたくなかったので・・・


8:30 弥陀ヶ原ホテルに到着


8:55 アルペンルート途中から見た弥陀ヶ原


8:57 美松坂(2030m)


9:02 大日岳も霧が晴れ見えてきた


10:58 バスの乗客は歩いている僕を珍しそうに見ていった
中には後部席から写真を撮る人までいた・・・


9:39 立山連峰も見えてきた


9:46 剱岳山頂部がチラッと見えた


9:58 天狗平で一休み


10:04 天狗平山荘に取り付けられたWEBカメラ


10:04 室堂方面への遊歩道を行く


10:04 何度見ても剱岳はいい


10:16 まっすぐ階段を行けば室堂、左は地獄谷


10:34 久しぶりに来た地獄谷


10:35 本当に地獄のようだ(この後地獄を体験することになろうとは)


10:39 セルフタイマーで


10:47 雷鳥沢野営場が見えてきた


10:52 立山連峰もすっきりと


11:03 橋を渡り奥大日岳へ向けて進む


11:11 別山乗越途中から飛び立ったパラグライダー


11:17 この辺りから右膝に異変が・・・


11:35 剣岳方面は雲がかかって何も見えない


11:37 それでも時間が経てば少しずつ晴れてきた


11:53 ついに姿を現した剱岳


11:53 立山連峰を振り返る


12:04 あ〜何度見てもいい剱岳


12:25 遠くに槍ケ岳


12:41 ついに奥大日岳に到着


12:43 すかさず飲む


12:44 ビールのつまみは「立山」


12:49 これが最後の剱岳の写真となった


13:09 弥陀ヶ原にも段々と雲がかかってきた


13:19 ここからは急な下りが待っている


13:21 写真で見るよりは緩やかなハシゴ


13:26 行く手にも段々と雲がかかってきた


13:45 ついに霧で視界が悪くなってきた


14:04 七福園到着


14:07 しばらくは快適な木道(こんなにいい道でも右膝が痛かった)


14:12 標識は無くなったままだが「中大日岳」


14:23 ここで泊まろうかと思った大日小屋


14:36 残りの1本を飲み干す


15:14 ガスの切れ間に弥陀ヶ原を撮る


16:20 大日平山荘手前から小雨が降り出す


16:29 最後は気力で歩いた


17:03 牛ノ首


17:46 あと少しだ


17:51 ちょうど通りがかったアベックに頼んで撮ってもらった
「ハイ、チーズ」の言葉につられて笑ってしまった(^^ゞ


17:54 この道をこんなに長く感じたことは初めてだった

パノラマ合成写真(トップページからジャンプしてこられた場合多少時間がかかります)


奥大日岳手前からのパノラマ合成写真(右へスライドしてください)

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