2005年9月23日(金) 赤谷山(曇り)単独

前回予定していた赤谷山に今日初挑戦してきた。
天気予報は午後から下り坂。
午前中に山頂に立ちたいと早めに出発。
コースは事前に元さんにメールで確認済み。
それでも一応本を読んで下調べはしておいた。
馬場島にはまだ薄暗い時間に到着。
取水堰堤に向けて車を走らせる。
ほどなく取水堰堤に到着したが車が1台も無い。
てっきり2〜3台はいるものかと思っていたが当てが外れた。
しかし単独でも行くしかないだろう。
コースには赤い布や丸印のマークがあり迷う心配はなさそうだ。
途中で何回か川を渡らなければならないが歩幅があれば何とかなるだろうう。
でも中には滑りやすい石や不安定な石もあったりするので注意が必要。
戸倉谷出合を過ぎてしばらく行くと
「どうしてこんなに石が集まったのだろう」
と思われる谷に出くわす。
そこを抜けるともうブナクラ峠だ。
休憩してしばらく行くとぬかるみがあり左足を踏み入れるとなんと踵の上まで沈む。
あわてて足を上げたがシューズもズボンも泥だらけ。
さらにしばらく行くと「バタバタ」という羽音がしてびっくりすると目の前に雷鳥が・・・
そっとカメラを出し何枚か写真に収める。
1歩前に出ると雷鳥も2、3歩後ずさりして距離は一定に保ったままだ。
ずっとそうしているわけにも行かないので歩き始めると雷鳥はハイマツの中に姿を消した。
右は切り立った崖で目をそらしながら進む。
「あ〜いつになったら山頂に着くのだろう」
と考えながら歩いていると急に目の前が開けた広い所に出た。
なんとそこが赤谷山の山頂だった。
なんか拍子抜けした感じだったがうれしかった。
しかし、剱岳は雲の中だ。
ビールを飲んでおにぎりを食べて時間をつぶすが一向に雲が晴れる気配は無い。
仕方なく下山することにして余ったおにぎりをリュックにしまおうとすると転がり落ちた。
途中で止まるだろうと見ていたがなんとはるか下まで転がり落ちていってしまった。
あんまり美味しそうだったので山の神様が持っていかれたのかもしれない。(^^ゞ
帰り道では蛙、蛇、イモリ、バッタ、蝶などいろんなものに出くわした。
雨に合うことも無く無事に登山口に帰ってくることが出来た。

 4:10 出発
 5:10 馬場島
 5:25 取水堰堤(887m)
 5:33 登山開始
 6:40 戸倉谷出合
 7:42 ブナクラ峠
 9:08 赤谷山(2260m)
 9:42 下山開始
11:09 ブナクラ峠
11:54 戸倉谷出合
13:05 取水堰堤
13:17 出発
14:35 帰宅(片道60km)


5:17 赤谷方面はここで左折


5:33 取水堰堤の梯子を上る


6:18 河原をさかのぼる


7:02 ブナクラ峠までまだまだ


7:36 石ころだらけの谷を登る


7:42 やっとブナクラ峠到着(左は猫又山、右が赤谷山)


7:48 剱岳がチラッと見える


7:58 赤谷山はまだまだ先


8:08 ぬかるんだ道で足を滑らせた


8:08 シューズもズボンも泥だらけ


8:24 七福園を思わせるような場所


8:52 急に雷鳥が飛び出してきた


8:52 ちょっと警戒モード


9:07 「あとどれくらいだろうと」考えながら黙々と歩き続ける


9:08 するといきなり目の前に赤谷山頂


9:08 やっと着きました(カメラが傾いてる)


9:09 山頂には池もある


9:10 剱岳は雲の中


9:12 1本目(風が冷たい)


9:13 今日のおつまみ(他にもチーズとソーセージがあるぞ)


9:22 2本目(寒くても飲む・・・)


9:42 どれだけ待っても剱は見えそうに無いので引き上げる


9:49 帰りの正面は猫又山


10:04 谷は遥か下


11:57 今回は900mlが1本のみ


12:41 下山途中


12:43 見事なシダ


12:46 幹周り3m以上はありそうだった


12:55 石の上で日向ぼっこをするイモリ


13:09 無事到着

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