2010年8月8日(日) 大日岳縦走(時計回り)

称名坂の猿ヶ馬場〜牛ノ首の崩壊地点の登山道ができたので大日岳へ行くことにした。
今回の計画は室堂まで縦走して時間と体力次第で称名滝駐車場まで歩こうと決めていた。
ところがやたらとのどが渇き猿ヶ馬場でアクエリアスを、大日平では早くもアレを飲んでしまった。(^^ゞ
いつもならアレで元気100倍!となるのだが昨日はあまり効果が無かった・・・
「このペースだと室堂から弘法まではバスに乗るしかないかな」
と、ちょっと弱気になっていた。
途中で大勢の登山者が大日小屋から下りてこられ崩壊地の様子を尋ねられた。
中には「私でも通れますかね?」と尋ねられるおばさんがいて閉口させられてしまった。(笑)
大日小屋に着いても剱岳は雲に隠れていてがっかり。
とりあえず山頂でゆっくりとアレを2本補充し、美味しいおつまみも食べて元気を出そうとした。
いつまで待っても姿を現さない剱岳を諦め、奥大日岳へ向かった。
中大日岳でGPSにポイントをセットしていると団体さんが通過されようとしたので
「ここが中大日岳ですよ」と思わず教えてあげた。
ほかにも今日は沢山の登山者とすれ違った。
奥大日岳でようやく剱岳が雲の切れ間から姿を現してホッとした。
「醤油ラーメン」と「あさげ」をいただき随分と元気が出た。
あとは下るだけなので時間を気にしながらハイペースで雷鳥沢へとむかった。
雷鳥沢で最後の1本を飲みながら天狗平から一の谷経由でゲート時間に間に合うか考えた。
天狗平まで1時間、弥陀ヶ原まで一の谷経由で1時間半、弘法まで1時間、八郎坂まで1時間、合計4時間半・・・
なんとかぎりぎり19時の閉門には間に合いそうだ。
そうと決まればゆっくりとしていられない。
天狗平山荘前の案内板には弥陀ヶ原まで2時間30分と書いてあるがここを1時間30分で行かねばならない。
「よーい、ドン!」
木道は早歩きか小走り状態で急いだ。
谷に入るとクサリの連続で時間が取られてしまうからだ。
3回のアップダウンをクリアするとようやく弥陀ヶ原に出た。
所要時間はちょうど1時間だった。
これでようやく一安心だ。
アルペンルートを横断し木道を歩いていると黄色いパトロール車が僕を見ていった。
そして途中アルペンルートと合流する所で僕に
「車は駐車場にあるのか?ゲート閉門時間は知っているのか?今からでも間に合うのか?」
などと質問されたが
「はい、大丈夫です」
と答えて弘法へと急いだ。
木道途中で小枝を避けようとした時、足を踏み外してしまい腕と膝を擦りむいてしまった。
八郎坂下山口から登山口までは47分で今までの中でもかなり速いペースだった。
今日の前半はバテ気味だったが、後半はなんとか元気になり助かった。
でも余裕を持った「山歩き」をすべきだろう。(反省)

 4:51 出発
 6:01 称名滝駐車場
 6:17 大日岳登山口
 7:12 牛ノ首
 7:59 大日平山荘
10:08 大日岳
10:49 中大日岳
12:16 奥大日岳
13:50 雷鳥沢
14:48 天狗平山荘(一の谷経由)
15:48 弥陀ヶ原
16:22 弘法
17:15 八郎坂登山口
17:32 称名滝駐車場
18:50 帰宅

GPSデータ


本日のコース


5:03 朝焼けがきれいだった


5:32 アルペン村前は23度


5:46 立山の天候は曇、気温は13度


5:54 桂台ではオロロが沢山いて背中を刺されてしまった(>_<)


6:05 山歩き開始


6:17 大日岳登山口


6:33 ソバナ


6:59 いよいよ本日の核心部に到着


7:00 想像していたより歩きやすい


7:03 でも雨が降ったら危険かも


7:05 赤いリボンに従えば大丈夫


7:07 ちゃんとロープも設置してある


7:09 無事通過、下りのときはここで左に入る


7:20 昨年の崩壊地は実に歩きやすくなっていた


7:24 ここから先は木道の架け替え中


7:24 gappaさん考案の「滑らーず」は実に歩きやすい


7:44 大日岳


7:49 大日平山荘が見えてきた


7:51 我慢できずに・・・


8:00 不動の滝をズームで


8:06 木道脇の笹は綺麗に刈られていた


8:07 ワタスゲ


8:58 大日平山荘


9:02 ゼンテイカ


9:21 大岩が見えてきた


9:41 大日小屋


9:42 クルマユリ


9:43 リンドウ


9:54 やはり剱岳は雲に隠れていた・・・


9:57 チングルマ


10:02 少し下にはコバイケソウ


10:08 雲に隠れた剱岳


10:08 立山


10:09 誰もいない山頂


10:11 水分補給


10:13 栄養補給


10:18 いつまで待っても剱岳は見えない


10:23 飲んだ分だけ汗になる


10:32 ミヤマキンバイ


10:33 チングルマ


10:34 ミヤマリンドウ


10:37 イワカガミ


10:40 オタカラコウ


10:49 中大日岳


10:50 中大日岳から見た七福園


11:01 七福園の大岩と立山


11:02 ウサギギク


11:02 エゾシオガマ


11:03 ミヤマホツツジ


11:08 奥大日岳はまだ先


11:15 気温は20度で気持ちいい


11:31 タテヤマウツボグサ


11:32 ハクサンシャジン


11:33 雄山をズームで


11:33 トリカブト


11:34 ミヤマトウキ


11:35 ミヤマコゴメグサ


11:35 イワオトギリ


11:36 ソーメン滝をズームで


11:45 ハシゴ


11:47 続いてクサリ


11:58 いつ来てもほとんど変わらない水量


12:00 果たして今日は全コース歩けるか?


12:17 奥大日岳と剱岳


12:28 剱岳をズームで


12:31 いただきま〜す


13:12 下りは元気が出た


13:21 中央には地獄谷


13:48 雷鳥沢から見た立山


13:53 称名駐車場から雷鳥沢まで約15km


14:00 今年はここでテン泊してみたい


14:03 時間は大丈夫だろうか?


14:06 地獄谷はものすごく臭かった


14:14 イオウ塔は随分小さくなっていた


14:42 天狗平ではナチュラリストの方々が説明をしていた


14:48 今日は一の谷コースに挑戦


14:56 木道は実に歩きやすい


15:03 所々に標識がある


15:17 ガキの田とワタスゲ


15:18 こんな道ばかりなら美松坂コースより歩きやすいのだが


15:23 川の水量は少なかった


15:24 これで終わりかと思ったら


15:30 ここが一の谷だった


15:41 弥陀ヶ原に出た


15:48ガキの田とワタスゲ


15:48 大急ぎで歩いたら1時間で着いてしまった


15:58 アルペンルートを横断して弘法へと進む


16:08 綺麗に刈られていて歩きやすかった


16:22 弘法到着


16:28 八郎坂下山口


16:29 雨が降ったのか笹の葉が濡れていた


16:44 今回はストックを使わずに下りた


17:05 称名滝はほとんど見えなかった


17:15 無事下山


17:19 誰も歩いていなかった


17:32 アルトの屋根も濡れていた


17:33 今日は約30km


17:54 のどが渇いて一息で飲んでしまった


18:39 夕焼けもきれいだった

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